NHK全国放送で放映されます。

 

所属するタウンスペースWAKWAKにおいて、12月から3月までの約4か月間にわたって取材いただいた「ただいま〜と言える子どもの居場所づくり」の放送日が決定しました。

 

昨年の放送では、富田地区の「ただいま~と言える子どもの居場所づくり」として、ぐんぐんサポーターの幸重忠孝さん(NPOこどもソーシャルワークセンター代表)を迎え、当法人の学習支援教室をはじめ二つの子ども食堂などの取り組みを追っていただきました。

 

今回は、その第2弾。高槻市立第四中学校の中学生がこどものひとりぼっちの課題を考える授業として地域に参画する様子を追っていただきました。

 

スタジオ進行は幸重忠孝さん、関ジャニ∞横山裕さん、ぺこ&りゅうちぇるのみなさんです。

 


是非、ご覧下さい。

 

●NHK総合 1チャンネル 4月22日(日)午前1005分~48

 

課題解決ドキュメントふるさとグングン! ひとりぼっちのいない町 

 大阪府高槻市富田地区Part2」

 

2018年度目標 社会的起業家として包摂の具現化

 

2018年度 目標

 

 

社会的起業家として包摂(地域共生社会)の具現化~」

 


 2018年度がいよいよスタート。昨年1月より一般社団法人タウンスペースWAKWAKの事務局長に着任し、今年度(3月理事会決定、5月正式選任)からは業務執行理事兼事務局長として経営者として本格的に働かせていただくことになりました。

 

 また、ありがたいことにこれまでの二つの大学に加え、今年度から関西大学の人権問題研究室の委嘱研究員にも任命していただきました。研究のテーマは「部落差別の実践的課題解決」、よりコアな部分へと携わらせていただきます。

 

 

 法人の事業面では昨年の着任早々、幸重さん、NHK全国放送さんからお声を頂き「ただいま~と言える子どもの居場所づくり事業」が3カ月にわたる取材を受け「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン」にて放映いただきました。また、その続編もこの間取材いただき、4月に第2弾が放映予定となっています。

 

法人の財政面では、社会的企業のビジネスモデルを創るため2021年をめどに「基金・助成金中心の組織から事業収入中心の組織へ」という目標を掲げ、おかげさまで今年度の決算見込み時点でその方向が一定カタチとなりました。次は、いかにこのカタチを持続的、安定的なものにしていくのかということと社会的企業の運営のノウハウを次の世代へと時間をかけていかに渡していくのかが課題です。

  

いよいよ本格年度がスタートします。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

  

 (生き方のスタイル)

  

〇地域:「子どもから高齢者 包摂型のまちづくり」

 

    <一般社団法人タウンスペースWAKWAK 業務執行理事 兼 事務局長>

 

○社会:「部落差別の実践的課題解決」

 

<関西大学人権問題研究室 委嘱研究員>

 

「人間関係トレーニング・ソーシャルワーク」

 

    <平安女学院大学キャンパスソーシャルワーカー>

 

「コミュニティ活動論」

 

<薫英学園 大阪人間科学大学社会福祉学科非常勤講師>

  

〇個人:「環境教育の領域で人と人 人と自然をつなぐエンパワメントの場づくり」

 

    <環境教育事務所COT 主宰>

 

 

<それぞれの目標・方針>

 

地域 「子どもから高齢者 包摂型のまちづくり」<一般社団法人タウンスペースWAKWAK

 

おもしろいもので、組織の経営者になると組織の重点課題がそのまま自らの方向性とリンクします。以下は今年度の事業計画の重点課題。

  

〇財政基盤の安定化持続可能な社会的企業

これまで(2012年法人発足から2016年度まで)の「助成金、基金中心の財政基盤」からの変革を図るため「事業収入、寄付金収入中心の財政基盤」への移行を掲げ、一定の財政基盤の安定化が図られてきた。その成果をふまえ、2020年を目途に安定的かつ継続的な事業運営体制を確立する。

  

〇新たな公共を担う専門性の担保と多職種連携のためのノウハウ

 市内外の多職種さまざまなノウハウをもつ人材や大学の研究者、ベテラン世代を発掘し、法人運営はもとより様々な事業への参画につなぐことで多職種連携基盤のノウハウと人脈、新たな公共を担うための専門性の担保を図る。

  

〇次世代の育成

 

①重点1 大学との連携 

近隣の大学と連携を図る中で大学生をはじめ若年層の人材を発掘し事業への参画につなげながら、まちづくりを活性化していく。

 

②重点2 若年層の長期的な育成

さまざまな事業を安定的に運営していくため事業担当制やインターンの受け入れ、役割の委譲など経験年数や段階に応じ長期的な若年層の育成を行う。

 

 

〇地域が長年培ってきた包摂の文化×地域共生社会の風

  富田地域が長年培ってきた包摂の文化を基盤としながら厚労省が掲げている「地域共生社会」の風をつかみ、子ども分野で実践しているセーフティネットの仕組みをまちのあらゆる課題をもつ人たちを支える仕組みへと5か年で進化させる。

 

①重点1 包括的相談支援体制の確立

制度や教育、地域からこぼれ落ちがちな層や複合的な困難を抱えるケースの解決のために多職種が連携して支援を図る仕組みを構築する。

 

②重点2 社会貢献プロジェクトの立ち上げ

近隣施設と連携し社会貢献プロジェクトを発足し、制度のはざまに陥る子どもたちの重層的な支援構築をはかる。

 

③重点3 多職種の連携基盤づくり

縦割りを超え、丸ごとの支援を図っていくために地域、家庭、学校、行政、大学、企業との多職種連携のネットワークを事業の実践を通じて構築する。

  

●外に発信することで部族全体の一助となること

  スプレッド:地元に帰ってからまちづくりに携わる中でいつも考えていたのは、今こうして地元で創っている実践を外に発信することで他の地域にとっての課題解決のための一助となること。それを強く願ってきた。その意味では、視察の受け入れや講演への講師派遣、メディアで発信いただくなど多様な形で実践を発信したい。

  

社会 大学‐人の育ちに携わること・研究‐

  

〇「地 人が長年培ってきた教育、まちづくりの実践を言語化し、発信すること」

 新しく今年度から任命いただいた関西大学人権問題研究室の委嘱研究員として、最も行っていきたいのは、「部落差別の実践的課題解決」のため被差別部落という地域が長年培ってきた教育、まちづくりの実践を言語化し発信すること。そこには、現在の「子どもの貧困」をはじめとする様々な社会課題の解決のノウハウが蓄積されていると確信している。

 

〇人間性:平安女学院大学や大阪人間科学大学で人の育ちの部分に携わらせてもらいながら感じているのは、専門職の要素の一つ、教員や保育士、社会福祉士としての「人間性」の部分を育んでいくこと。

  

〇当事者性を生かした支援:学生の中には様々な背景を生きてきた学生ともたくさん出会ってきた。そんな学生には当事者性を生かした支援者になっていってくれたらという思いがある。

 
●チーフとして自らのイノベーション

 

〇物語を引き継ぎ、次の世代へとつなぐために‐サンダンス‐ 
 一昨年、昨年と多くのつながりの助けの中で2年目の
サンダンス(アメリカ先住民ラコタ族の最も過酷といわれる伝統的儀式)を終えることができた。自分自身の人生においてこの部分からの生き方の学びは非常に大きい。次は3年目。そこにはこの間キーワードとして浮かび上がっている「地 人が長年培ってきた物語を引き継ぎ立つ」という言葉がある。

 

 きっと「地 人が長年培ってきたストーリー」に触れることでより深く根を伸ばし深みが生まれるだろうと思う。

 

法人の経営者である今、組織のイノベーションと自分のイノベーションは確実にリンクしている。

 
常にマイノリティの側に立ち、地、建物、人の物語を引き継ぎ、新たなものをカタチにしていくために。

  

2018年度もいよいよスタート。
 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

ただいま~といえる子どもの居場所づくり事業2017が始動

 

125() 「ただいま~と言える子どもたちの居場所をつくる」プロジェクト2017が始動

 

 3月の立ち上げ講演会富田版子ども食堂「わくわく食堂」、そして4月から新たにスタートした子どもたちの夕刻を支える場「ただいま食堂」の取り組みをふまえ、次年度に向けた新たな居場所づくり事業がスタートしました。

 

 

 今日は夜7時から校区の30を超える関係団体への呼びかけとあわせて「ただいま~と言える子どもたちの居場所をつくる」プロジェクト2017を開催。

 

 会議ではこの1年の取り組みをパワポを使いながら説明、学習支援わんぴーす子どもたちの夕刻を支える場「ただいま食堂」のボランティアのみなさんから関わる中で見えてきた課題等を出し合っていただきました。

 

 会議には立ち上げにご尽力いただいた子どもソーシャルワーカーの幸重忠孝さんも最初から最後まで同席いただき子どもたちにとって安心できる居場所としての条件づくりについても示唆いただきました。

 

 次年度に向けた新しいプロジェクトは地域・家庭・学校・行政+大学・企業と四中校区ゆめみらい学園との協働コラボ。

 

 

 第四中1年生「いまとみらい科」の中で中学生自身が「自分たちにとっての居場所づくり」を考え、子ども食堂への参画を通してまちへの提言を行おうという取り組みです。

 

 

 「まちの未来に笑顔とつながりの虹をかけよう」がキャッチフレーズです。

 

 

 来年224()には2回目となる共生型の富田わくわく食堂を開催。

 

 

 310()には地域福祉ラウンドテーブルとして「子どもたちの居場所づくり実践報告会」を計画しています。

 

 

 なお、この一連の取り組みは4月に放映された「ふるさとグングン」に続いてNHK全国放送局からの取材を受けることとなりました。 

 

 

アメリカ・サウスダコタ州 先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアー 企画の出発点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ・サウスダコタ州 先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアー

 

企画の出発点

 

 

 

おかげさまで20175月、17年前21歳当時からの念願の夢であったアメリカ・サウスダコタ州先住民ラコタ族の居留区へのスタディツアーをタウンスペースWAKWAK事業として実施することができた。

 

スタディツアーの様子をフェイスブックなどであげているともっと詳しく知りたいというお声をたくさんいただいたので、まずはこの企画の出発点からあげていきたいと思います。

 

様子はこちらのページ(一般社団法人タウンスペースWAKWAK)をご覧ください。

 

 

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1.        企画の出発点

 

 今回企画をしようとする企画者である岡本(法人事務局長)は高槻富田地域という被差別部落地域に生まれ育ち、21歳当時にアメリカ先住民ラコタ族の居留区を訪れ、以後毎年訪れる中で16年間という親交を築くに至った。ラコタ族は長くサウスダコタ州という壮大な大自然の中で平原の先住民として独自の自然観や伝統的儀式を守り生きてきた。しかしながら、彼らの現在の状況は、長く続く白人からの迫害と差別の歴史の結果から虐待やアルコール依存、差別、若者の自殺率の高さなど世界各地のマイノリティにも共通する差別の不利益の悪循環という様々な困難な状況がコミュニティに存在する。ただ、その中にあっても、伝統的な生き方を大切にする人たちはアメリカ先住民権利回復運動への参画やコミュニティでの地域改善のための地道な活動、独自の伝統的儀式を通して、自らのアイデンティティや誇りを取り戻していた。特に様々な困難を抱えるラコタ族の若者たちがセレモニーやコミュニティの力によってエンパワメントされる姿を長年の親交の中で見出してきた。

 

そのマイノリティとして生きる彼らの誇り高く生きる生き方と出会うことで自らもエンパワメントされる体験とアイデンティティ(ルーツ)を見つめる機会を得ることができた。

 

その中で、同じようにマイノリティの人たちがこのような出会いを通して、自らのルーツやアイデンティティ、生き方を見つめる機会と自らがエンパワメントされる場をツアーという形で創りたいという夢をもつにいたった。

 

 

2.        スタディツアーの目的 

 

そのような経過から、以下をスタディツアーの趣旨とする。

 

ツアーでは壮大な大自然の中で独自の自然観や伝統的儀式を守りながら生き、また長く続く白人からの迫害や差別の歴史の中にあっても、アメリカ先住民権利回復運動やコミュニティでの地域改善のための様々な活動や独自の伝統的儀式を通して、アメリカ先住民としてのアイデンティティを守り生き抜いてきたラコタ族と出会うことで、参加する一人一人が自らのルーツやアイデンティティ(生き方)を見つめ、また、マイノリティとの出会いからエンパワメントされる機会とする。

 

 

3.スタディツアーの3つのテーマ

 

ラコタ族が生きる壮大な大自然を経験し、その中で守ってきた独自の自然観や考え方に触れる。

 

様々な困難な状況を経ながらもマイノリティとしてたくましく生きる人たちと出会う。

 

長く彼らが守ってきた伝統的な儀式に触れる。

 

 

 

4.その他

 

・彼らの生活や文化に土足で踏み込むことはしたくないので毎年、車1台(定員6名)をめどに実施する。

 

・不特定多数に募集を行うと旅行業法にふれるおそれがあるため原則、当面は法人に携わってくださっている方々を中心にツアーを開催する。

 

 

NHK全国放送「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン」で放映されました。

 事務局長として所属している組織(一般社団法人タウンスペースWAKWAK)での企画・運営事業「ただいま~と言える子どもの居場所づくり」@高槻富田地区がこの度、NHK全国放送「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン」にて放映されました。

 

番組のコンセプトは、地域づくりの達人が地域に入り、地域住民とともに課題解決に取り組んでいくというもの。この間、達人こと幸重忠孝さん<幸重社会福祉士事務所›からは子どもの居場所づくりの実現に向けて様々なアドバイスやお知恵をいただきました。また、NHKの担当ディレクターさんは、2月から4月の約3か月にわたって日々現場に入ってくださり、課題解決に向けた子どもたちや住民の方々の生き生きとした姿を映していただきました。また、子どものプライバシーはじめ細やかなご配慮もいただきました。

 

 

ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

    

 

 

NHK全国放送「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン!(2017430日(日)午前1005分~1048分 総合テレビ1チャンネル)

 

http://www.nhk.or.jp/chiiki/program/170430.html

 

      

    

(特活)暮らしづくりネットワーク北芝さんにスーパーバイザーとして携わらせていただくことになりました。

 2017年6月より先進的なまちづくりをされている大阪府箕面市にある(特活)暮らしづくりネットワーク北芝さんのスーパーバイザーとして微力ながら携わらせていただくことになりました。

 

 主に受託されているらいとぴあ21地域教育課さんの部分に携わらせていただきます。

 

 実は、北芝さんとはご縁が深~~く。

 

 思い起こせば幼少期(小学生の時期)に子ども会活動にて交流させていただき、大学卒業後のフリーランス時代にもキャンプ活動や中学生のトレーニング、読み書き(識字)の講座にも何度も呼んでいただき、そして、また、今回独立後のタイミングで携わらせていただきます。

 

 なんと今回打ち合わせに来ていただいたスタッフの方がその小学生時代に交流で会っていた!!という事実が判明笑 また、そのころからお世話になっているIさんに早速お電話すると喜んでいただきました。ご縁は面白いものです。

 

 おそらく、こちらのほうがたくさん学ばせていただくことになると思いつつ、微力ながら務めさせていただきます。

高槻富田地区がNHKテレビ放送 地域魅力化ドキュメントふるさとグングン!で放映されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

番組放送のご案内

 

 

 

この2月から4月中旬までの約2か月間にわたって取材いただいていた一般社団法人タウンスペースWAKWAKの「ただいま~と言える子どもの居場所づくり事業」ですが、その放送日が決定いたしましたのでご案内させていただきます。

 

 

番組のコンセプトは、地域づくりの達人が地域に入り、地域住民とともに課題解決に取り組んでいくというもの。この間、達人こと幸重忠孝さん<幸重社会福祉士事務所›からは子どもの居場所づくりの実現に向けて様々なアドバイスやお知恵をいただきました。また、NHKの担当ディレクターさんは、日々現場に入ってくださり、課題解決に向けた子どもたちや住民の方々の生き生きとした姿を映していただきました。また、子どものプライバシーはじめ細やかなご配慮もいただきました。

 

 

ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

 

 

地域側の受け入れ法人となる当法人(タウンスペースWAKWAK)も微力ながらご協力させていただきました。皆様ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

NHK全国放送「地域魅力化ドキュメントふるさとグングン!(2017430日(日)午前1005分~1048分 総合テレビ1チャンネル)

 

http://www.nhk.or.jp/chiiki/program/170430.html

 

      一般社団法人タウンスペースWAKWAK

 

       事務局長 岡本工介

 

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(一社)タウンスペースWAKWAK事務局長に就任しました!!

 2016年12月の法人の理事会の承認を経て、この1月から微力ながらも一般社団法人タウンスペースWAKWAKの事務局長を勤めさせて頂くことになりました。
 目の前にはなかなかの課題もありますが、だからこそ、チャレンジのしがいがあり、ワクワクしています。
 地域の拠点法人として、こどもから高齢者のセーフティネット(社会的包摂)を生み出す事業体(社会的企業)として自由な発想でどんどんおもしろいことを仕掛けながら歩んでいきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願い致します。
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よどがわダイバーシティ映画祭@十三シアターセブン

 この土曜日(12月17日)は、十三・シアターセブンで行われた淀川ダイバーシテイ映画祭シンポジウムにお招きいただきました。

 

 テーマは「排除と多様性ー世界と通底する部落問題」

 

 シンポジウムは部落問題をテーマに映画を撮り続けている田中幸夫監督が進行。

 

 田中監督作品に登場した坂田かおり(米子市女性部)さん、川口泰司(山口県人権啓発センター)とともにパネリストとして参加しました。

 

 映画撮影時のエピソードや現在の部落問題、最近国会で法律が通過した部落差別解消法のこと、これからの展望などなどそれぞれにさまざまな切り口からのお話をさせていただき、2時間半があっという間に過ぎました。

 

 シアターセブンでは、23日まで「部落」映画特集と「さとにきたええやん」を引き続き上映中です。

 

 

 実は、今回上映いただいた作品「風の人になりたい」の完成は10年前。

 

 その後、「土の人」として地域に根を張り(2008年~2016年)、そして、今あらたに独立して社会的包摂のまちづくりを「土に根づきながら風の人」として生きることを選択。

 その絶妙なタイミングでの必然のめぐりあわせに感謝しつつ当日を迎えました。

 

 今回のテーマはダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)。これから目指す方向性そのものです。

 

 このようなきっかけをいただけたことに本当に感謝です。また、今回出会えた方々、お忙しい中、ご参加いただいた日ごろお世話になっている方々もほんとうにありがとうございました。

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裏サウスダコタの風シリーズ2016が完結しました。

 アメリカ先住民ラコタ族の地への旅の非日常の部分をまとめている裏サウスダコタの風シリーズ。

 

 今年はサンダンスの初年度ということもあり、44エピソードになりましたが、ブログでのUPが無事に終了しました。まとめて読みたい方、マニアックですが笑 ぜひご覧ください。

 

〇スタートから読む(http://rainbowmaking.blog3.fc2.com/blog-entry-1314.html

 

〇最後から読む(http://rainbowmaking.blog3.fc2.com/blog-entry-1360.html

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児童養護施設のプログラムのためのスタッフ研修4

 11月27日(日)は児童養護施設の子ども達対象のプログラムの当日の予定でしたが雨のためスタッフ研修に切り換え。

 

 スタッフ同士のチームビルディング、当日の自然体験活動に向けてキャンプ活動のためのロープワークや火起こしなどなどアウトフィット力をたかめる研修を行いました。
 回数を経る中でおかげさまでスタッフ間の関係も深まり、スタッフ全体の底上げの機会になりました。
 今回参加してくれた一人一人からは

 

人とのかかわり方についての学びが沢山ありました。また、将来、教師を目指しているのですが、指導者の立場に立った時にも役立てることができることが沢山ありました。声の掛け方や態度、グループワークのまわし方など。コミュニケーション、人間関係の形成に役立てられるようなプログラムになっていた。

 

・コミュニケーションについて学ぶことが多く生活の場面や教育の場で活かせると思いました。またワークを多く行ってくれているので、「個」のみっでなくグループへのかかわり方も学びました。

 

・とてもたのしく、メンバーのみんながあたたかくてうちとけやすかった。

 

・たくさんの人と関わることができてよかったと思いました。人とのかかわりはとても大切だと感じました。

 

・普段出会えない人と出会えた、仲良くなれた。たくさんのことを学べた。

 

・楽しみにながら、人間関係を深めることができたから。

 

・いろんな人たちと関われた!年齢も男女も学校もいろいろでたのしかった!

 

・初めてだったけど楽しめたからめっちゃ満足です。

 

人から優しくしてもらえることの嬉しさ。もっと積極的に関わることの大切さ。

 

・このプログラムに参加してよかったです。このような機会(自分自身もワークに参加したり)というのが無いので、とても貴重な体験をさせていただきました。

 

・本当に楽しい!!

 

・今年で学年がおわりで来年参加できないのがかなしい。

 

・いろんな人たちとかかわること!そのことで視野が広がったり新しい気づいがある!

 

などなどたくさんの声をいただきました。今回あつまってくれたメンバーは多様な人たちの集まりでこのような設定がなければ先ずもって出会わないメンバーの集り。だからこそ、多くの出逢いや気づきが生まれています。

 このメンバーにて、子ども達をあたたかく受け入れていけたらと思っています。

 

 

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児童養護施設のプログラムのためのスタッフ研修3

 昨日の夕方からは児童養護施設のプログラムのためのスタッフ研修の3回目。

 

 当日に向けて児童養護施設の職員さんからのオリエンテーションと最終の確認を行いました。
 施設の職員さんからは児童養護施設の概要のみならず、子どもたちの背景にあるものや、実習を多数受け入れられているご経験から実習までにどんな知識をつけてほしいのかということや心構えまで実体験をふまえかなりお話をしていただけました。
 こうして、実際の現場の職員の方のお話をお聞きできるのは本当に学生にとって学びになります。お忙しい中お越しいただいた職員さんには感謝です。
 いよいよ明日は当日です。雨がどうなることやら・・・。

 

 

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児童養護施設のプログラム ボランティアスタッフ研修②

 先日の1113日(日)に引き続き、23日(祝)の10時~16時は、児童養護施設スタッフ研修の第2回目でした。

 

「子どもたちの行動の背景に寄り添うために」をコンセプトに第2回目の午前は、チームビルディングをねらいに1回目の研修よりもさらにスタッフ同士がかかわりあうことをゲームを通して行いました。

 

そして、午後からは自然体験活動当日のねらいや流れ、それぞれのスタッフの役割の打ち合わせを行いました。また、当日、子ども達に提案する遊びをグループごとに分かれて練った後、プレゼン発表も行いました。

 

次回は、25日の夕方、児童養護施設の職員さんにお越しいただき、顔合わせと子どもたちの背景にあるものをオリエンテーションしていただきます。

 

当日はいよいよ週末、雨が心配ですがなんとか実施できるよう祈ります!!

 

 

 

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児童養護施設の子ども達対象自然体験活動ボランティアスタッフ研修

11月13日(日)から8年目となる児童養護施設スタッフ研修がスタートしました。

 

 今年度は、うれしいことにボランティアスタッフとして20人弱の大学生はじめ社会人のひとたちがスタッフとして集まってくれました。

 

 メンバーは、社会福祉士、教員、養護教諭、保育志望の学生からすでに福祉施設で働く人、インドへの留学経験者、フィリピンの孤児院で働いてきた経歴のある人までさまざま。

 

 13日はその第一回目、「子どもたちの行動の背景に寄り添うために」をコンセプトに初めて出会ったメンバー同士のチームビルディングと子どもたちの背景にあるものの講義を行いました。

 

 そして、今日の午前中は今施設の職員さんと当日に向けた打ち合わせ。

 

 今年度のライフワークとしての施設のプログラムがスタートしました!!次回は23日、3回に及ぶスタッフ研修ののちに本番を迎えます。

 

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3週間にわたる渡米から帰国しました。

21歳からの夢であったアメリカサウスダコタ州ラコタ族の居留区へのツアー構想の実現のため、今回3週間にわたってアメリカ先住民ラコタ族居留区、彼らの伝統的儀式サンダンス、アメリカで最も美しいと言われる国立公園イエローストーン・グランドテトン国立公園への旅に総勢8名で行ってきました。

 

おかげさまで無事に帰国。

一言では到底言えない濃い濃い旅でした。これから仕事の隙間時間にじわじわとまとめていきます。なにより支えて下さったみなさま、応援頂いたみなさまに感謝です。

 



そして、来る10月2日(日曜日)にマザーアースエデュケーションさんとコラボしサンダンストーク(報告会)を大阪府高槻市富田にて行います。詳細はまたupしま~す!

 

興味のある方ならどなたでも大歓迎です。

 

 

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第2作目『虹をカタチに』が完成しました!!

 

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前作の『サウスダコタの風』に引き続き、2作目の『虹をカタチに』(本)がついに完成いたしました。

前作が「風の人」の物語とするなら、2作目は「土の人」の物語

郵送も致しますのでお気軽にお問い合わせください。
(E-mail: community-trees@hotmail.co.jp)

『虹をカタチに』著者:岡本工介 <定価 900円>

なお、この本の収益はすべて一般社団法人タウンスペースWAKWAKにおける生活困窮家庭対象の事業や児童養護施設のプログラム等さまざまな課題を持つ子どもたち、人達への社会貢献事業に大切に使わせていただきます


以下、本文(はじめに)

「この大地に生まれるときに誰もが自分にしかないミッショ ン(使命)をもって生まれてくる。」そうラコタの人たちは言う。

「黒人、白人、黄色人種、アメリカ先住民、動物、木々、虫 たち・・・・ あらゆる生命がほほ笑みながら手をつないで ダンスをしている。」

 4年目を迎えたアメリカ先住民であるラコタ族の伝統的な 儀式であるビジョンクエストの2日目の晩に、そんな象徴的 な夢を見た。 それは、これまでの人生で経験してきた多くの出来事の意 味、これから僕が描くもの、そんな生きる目的を、象徴的かつ明確に教える意味深い夢だった。
 この本では、さまざまな視点から綴っているが、これらのことはすべてその夢 ( 虹のビジョン ) に集約される。

 第1章『続サウスダコタの風』では、ラコタ族の居留区で の体験のエッセー集である前作『サウスダコタの風 』の続編 として、ラコタ族の伝統的儀式などの非日常の体験を通して、虹のビジョンを得るまでの道のりをつづっている。  

第2章『虹をカタチに』では、ラコタ族の居留区やアメリ カ南部の黒人公民権運動の指導者キング牧師のルーツへの旅 や出会いを通しての体験や、旅を通じて振り返った日常のまちづくりで感じていることをつづっている。  

第3章『土に育まれた物語』では、自分のルーツや大切に するものが何なのかという自分自身のストーリーをまとめ、第4章『風に育まれた物語』では、世界に出て体験したことの学びをまとめている。これらはすべて相互に関わりあっている。

今作は、虹のビジョンをカタチ(具現化)にすること、つまり、 差別や偏見を超え、人と人がどうすれば手をつないでいける のか? そのことを実体験や旅での経験を通してまとめたものである。


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